ヒロ・ヒライ氏に「ソウルフル」なインタヴュー敢行！

　1/20（日）ルノアール新宿区役所横店にて、ルネサンス思想研究者にしてブラックミュージック研究者（？）のヒロ・ヒライ氏にインタヴューをさせていただきました！

　二号「観念史特集」にて全貌を露わにしようと想定していましたが、「出し惜しみはよくないぜ！」というヒライ博士のファンケンシュタイン（ファンク＋フランケンシュタイン）なアドヴァイスを受けてのちょい出しです。

　内容はお伝えできませんが、ヒライ＆後藤の三枚のツーショット写真から〈対立→黒の過程→対立物の一致〉という「出会いのアルケミア」の三段階をお伝えします！

左がヒロ・ヒライ氏、右がインタヴュアーの後藤護。ご自慢のETパーカーをひけらかし、まだ「己」に囚われている後藤。『ルネサンス・バロックのブックガイド』と『機関精神史』という互いの本を主張し合う「対立」としての第一段階。

握手によって互いの硬い「自己」をほぐし、ルノアールの大変美味しいコーヒーという「黒の過程」によって溶融させ、「対立物の一致」を果たした第二段階。

第三段階。「出会いのアルケミア」の完成。

「精神は交流する。ふたりの人間が会い、語り、手を握りあうよりもなお深く、精神は交流する。」

山田宗史「精神違い——きだみのると錯乱するヒューマニズム」（『機関精神史』創刊号、「特集：精神史の覚醒」）