バシュラール研究者の奥村大介氏、機関精神史に参戦!
1/26(土)、JR田町駅付近の某隠れ家的イタリアンでバシュラール研究者の奥村大介氏と『機関精神史』二号、「観念史特集」の打ち合わせをして参りました!
お誘いしたきっかけはシンプルで、「重力の観念史」という文章があまりにも名文だったのです!(以下のリンク先で読めます)
http://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/download.php/AN00150430-00000129-0043.pdf?file_id=63886
えい子婆さんは明大の授業に潜って一度ご挨拶済みでしたが、後藤は初対面。バシュラール的な大らかさすら感じさせる豪放磊落な方でした(「パンスター」と呼びたくなる駄洒落好きな一面も)
ところで奥村氏の師匠である『人形論』の金森修氏が、実は由良君美門下でパウル・クレー研究をしており、『自然主義の臨界』(勁草書房)には「カメレオンの情操」というバルタザール・グラシアン論も入っていたりと、実はホッケとドールズにいかれた隠れマニエリストにしてバロキストと判明しました。
奥村さんとの「出会いのアルケミア」(高山宏)に、改めて乾杯!
右より奥村大介氏、後藤護、高山えい子。各々手に持ってる本が次号の鍵を握る…?
ウェイヨー。このあと「三人で手を繋いでグルグル回りませんか?」と奥村さんにお頼みすると快く応じて下さり、「うーん、円環の詩学」とシビれる(ジョルジュ・プーレちっくな)一言を洩らしておりました。
奥村さん撮影。後藤とえい子の「精神史」の初期理解は基本的に「正拳突き」して叫ぶだけでした。初心忘るべからず。
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