學魔より『機関精神史』二号にコメント届く!
パンク感あふれる「機関精神史」の揮毫(二号も継続して使用)をお書きなすった高山宏大人より二号にコメント届きました! 以下全文掲載です。
『機関精神史』2号刊、慶賀! 山本インタビュー凄いね。松岡も高山も荒俣も世界書の一パーツというのが凄い。ニューエイジのさらに彼方の文理融合の持つバランス、めったにおめにかかれないものだなあ(だけど、小生はやっぱり「暑い」ままで死んでいくことにする)。マリアンネ・タールマン紹介は大手柄。やっぱりヤンポリスキーが一番(本にする方向、ありや)。論考では山田宗史君。全体にレベルは維持(しかし「観念史」は「破壊」されてない!)12月末、『トランスレーティッド』930ページ本、手もとに届く算段にしてある。きみがフーンっていうか、ブッとぶか。奥村ペレ、えらいね。
たいへんありがたい!!!
山本貴光さんはなにを質問しても超ハイレベルな応答をしてくれるので、一時間半~二時間の約束を破って(部屋が使える限りの)三時間弱インタヴューしてしまった(!)ことをいまここで白状します(※山本さん、本当にごめんなさい。しかし人文学に偉大なる貢献を果たせたと思います)。あと論考執筆者の奥村「大介」さんではなく、奥村「ペレ」さんのほうを取り上げるのがなんとも學魔スタイル! (※ペレさん、ぼくを救ってくれて本当にありがとう。魔族の絆の深さに涙)。
一点だけ補足。「観念史の破壊」というタイトルで意図したのは、『スクリブナー思想史大事典』に代表される「新観念史」を破壊し、高山先生や(安全地帯がカラオケ十八番の)二宮隆洋さんのぶち上げた「旧観念史」を再生するということでした。創刊号が「覚醒」、二号が「破壊」、そして三号は……これは後のお楽しみ!
話題の「鈍器」(!)『トランスレーティッド』(青土社)を一冊賜るという栄誉にも預かることができ、恐縮至極。「930ページ」の時点でブッとんでるので、どうかご安心を!! 俺もいつか千ページ越えの「鈍器」を作りたい!
文責・後藤護(単著童貞喪失で、すこし大人びる)
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