トークバトル「令和残侠伝~止められるか、俺たちを」(赤井浩太×後藤護)開催のお知らせ

「日本語ラップ feat. 平岡正明」ですばるクリティーク賞を受賞したた新鋭・赤井浩太と、その論攷冒頭で引用された「レアグルーヴ、平岡正明」(『ヱクリヲ7』掲載)の書き手である後藤護が、互いの同人誌『大失敗』と『機関精神史』の威信を賭けてトークバトルです。


第一部は互いの「方法」である平岡正明について、第二部は互いの同人誌のことを中心に「平成以後」の批評の在り方についてお話し致します(一時間半~二時間ほど)。ちなみに赤井は柄谷行人『終焉をめぐって』と『近代日本の批評(昭和篇)』を、後藤は林達夫+久野収『思想のドラマトゥルギー』をそれぞれ「バトル前にチェックしときな」と互いに指示しました(思想史VS精神史といった感じを予想)。


GW中の5月3日(金)の19時より、フェチ界の重鎮・伴田良輔氏の経営するギャラリーSPINORで開催です。ワンドリンクも付きます(たぶん)。司会は『大失敗』編集の左藤青さん、受付嬢はNさんがそれぞれ受け持ちです。


任侠映画と若松プロのタイトルをドッキングさせたのは単なる粋がりでなく、「死地」へ赴く覚悟のあらわれです。「止められるよ、お前たちなんて!」という方々も、俺たちの言葉に「耳ヲ貸スベキ」(ライムスター)。赤井&後藤の「言葉の電流爆破デスマッチ」を見逃すな!


文責・後藤護


赤井浩太(あかい・こうた)
一九九三年生まれ、東京都出身(シティボーイ)。すばるクリティーク受賞作「日本語ラップ feat. 平岡正明」で頭角を現し、『大失敗』創刊号所収の「宮台真司の夢 私小説作家から天皇主義者へ」で披露された「糞尿プロレタリア・メシアニズム」で一気に駆け上がった。


後藤護(ごとう・まもる)
一九八八年生まれ、山形県生まれ(カッペ)。『ヱクリヲ7』に「レアグルーヴ、平岡正明――「ジャズ的」から「ヒップホップ的」へ」を発表、最近『キネマ旬報』に「背中で吠えつつ笑殺せしめよ~ILL西成BLUES」という『月夜釜合戦』評を、もろマチャアキ風に展開。



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